足の専門家に聞いてみよう! 足プロ通信

足タイプ別LAFEETの選び方

岡本製甲のブログでは商品やイベントの紹介はもちろん、 足と靴の健康についての情報を発信していきます。

今日は足と靴の健康豆知識というカテゴリでまとめていきますので ご自分に必要な情報を探してみてくださいね。  

足の3つのタイプについて

近年、骨格診断という診断が流行っていますがご存知でしょうか?

人の体格は大きく分けて3つに分ける事ができて

自分がどのタイプが知る事でどんな服が似合うかわかるという診断です!

 

最近個人的に骨格診断にハマっていて

買い物の失敗が格段に減りました♪

自分の事について知っておくというのは

買い物するときにとても役に立つなぁーと実感したわけですが、

実は足にも3つのタイプがあるんです!

 

日々足にお悩みの方の相談にのっていると

本当に足の形って人それぞれ違うのですが、指先の部分については

大きく分けると3つに分ける事ができます。

 

①エジプト型

②ギリシャ型

③スクエア型

 

の、3つなのですが

今日は私が今まで接客してきた中で感じた、タイプ別LAFEET選びのコツをお伝えしたいと思います。

一般的な靴の選び方はいろいろなサイトで紹介されていますので

今回は「足袋シューズLAFEET」の選び方に特化してみました!

 

 

まずはエジプト型。

エジプト型は日本人に一番多いタイプの形で、いろいろな形の靴を問題なく履く事ができますが、

親指の圧迫があると内側に傾きやすいので外反母趾にならないように気を付ける必要があります。

 

このタイプの方は、足袋シューズLAFEETを選ぶ際

親指部分のつま先が詰まりすぎていないかをチェックします。

親指部分に0.5㎝ほど余裕があるのがベストです。

 

また、試し履きされる際は必ず両足履いてください

左右の足の長さが違う方が圧倒的に多いので、「大きい方」に合わせる必要があります。

 

それから、履いたら「立ってつま先立ちしてみる」

それで圧迫感がなければOKです◎

 

エジプト型は外反母趾になりやすいと書きましたが、

足袋シューズLAFEETの場合、物理的に親指とその他4本を離してしまうので

母趾が圧迫されて第二趾を押してしまうという現象は起きようがありませんので

安心してお履き頂けます!

 

 

次にギリシャ型です。

欧米人に多いと言われる形で、日本人では20~30%の人がこのタイプと言われています。

 

人差し指が一番長く、先が細くなっている靴でも外反母趾にはなりにくいとされていますが、足先の圧迫が第2趾に集中してしまう事があり、「ハンマートゥ」などの疾患が出やすいタイプです。

 

足袋シューズLAFEETを選ぶ際は、人差し指の先端が圧迫されていないかを確認する必要があります。

 

人差し指で合わせると、親指の先端に1㎝くらい余裕が出来てしまう場合もありますが、心配はいりません!

それよりも第2趾の圧迫が無い方が大切です。

 

親指部分に余裕がありすぎると、ぶかぶかの靴を履いているように感じるかもしれません。

大きすぎる靴を履いてはいけない理由の一つに、履いているうちに靴の中で足が前に前に滑ってしまい、最終的に指先が極度に圧迫されてしまうといった点があります。

しかし、LAFEETは親指とその他4本が分かれており、

下駄の鼻緒のように、親指の付け根でそれ以上前に滑らない構造になっていますので、親指も人差し指も前に詰まってしまうことはありません。

 

靴紐をしっかり締める事でさらに靴の中で足が安定します。

それが非常に素足感覚に近く、「靴を履いていないみたい!」というご感想をいただきます。

 

後はエジプト型の方と同様に ・両足とも履いてからサイズを決める事 ・履いたら立ってつま先立ちしてみる事 これはマストでお願いします。

 

 

最後にスクエア型。

指の長さが揃った、全体的に四角い形の足です。

 

日本人には珍しく、約5%しかいないと言われています。

 

靴と足の幅が合っていない場合が多く、

均等に指が圧迫されるので各指間にタコや魚の目ができやすいのが特徴です。

 

珍しい形とは言われていますが、「幅広」の方と共通の悩みが多いです。

幅が広い方は非常に多く、

接客していてもまず聞かれる事の一つに「ワイズ」(幅の広さ)があります。

その場合の足袋シューズLAFEETの選び方をお伝えします。

 

まず一番のポイントに、「幅広」「甲高」でお悩みの方は

靴紐をしっかりと緩めてから足を入れるという事を徹底してください。

 

展示してある靴や、箱から出したばかりの靴は、

あくまでも「見た目重視」ですので、お客様の足の形に合っている状態ではありません!

 

まずはしっかり紐を緩める→足を入れる→自分の足に添わせて靴紐を締める これだけでほとんどの場合快適に履く事ができます。

これをせずに履くと、「幅が合わない」「甲がきつくてはいらない」という事になり、結果的に実際のサイズよりもかなり大きな靴を選んでしまう事になるのです…

※大きすぎる靴を履く事の弊害は先程ギリシャ型でお伝えした通りです

 

また、足袋シューズLAFEETは指先が足袋の形に割れている事が最大の特徴ですが

全体的に足の形に非常に近い形状ですので指先も広く作ってあり、スクエア型の方でも横からの圧迫が無く履く事ができます!

 

多少指先が余ってても、横幅で合わせて、圧迫が無く痛くないサイズをおすすめしています。

靴の中で指が動かせる事が重要です。

 

タコや魚の目は足の指同士や足の裏が圧迫され、靴の中で擦れてしまう事で出来てしまいます。

足袋シューズLAFEETを履いたら、タコや魚の目が治ったという方も実際にいます!

それくらい圧迫がなく快適に履けるシューズなのです。

完結にまとめたつもりですが、

長くなってしまいましたね…

今後も足と靴の健康豆知識についてブログを書いていきたいと思いますので 時々覗いてみてくださいね。