「3つのアーチ」とは?
今までに外反母趾対策の序章として骨の事を少し学びました!
(外反母趾対策の為に足の骨について学ぶ)
今回は「足のアーチ」についてですが、
みなさん「アーチ」ってなんの事がわかりますか?
足のアーチって何?
アーチとは、人間の足だけにあるお椀を伏せたような土踏まずの構造の事です。
「土踏まず」というと画像でいう「内側縦アーチ」を想像すると思いますが
実は足には3つのアーチがあるんです。
アーチの役割とは?
・バネ作用
・クッション作用
・バランス作用
主にこの3つの役割があります。
しっかりとしたアーチを保つ事で、安定した歩行ができるようになります。
ちなみに赤ちゃんの足はアーチが無く、
成長に従って3~4歳ごろからアーチが出来てきます。
自分の足でしっかり歩く事によってアーチが形成されていきます。
大人も同じで、せっかく出来上がったアーチでも
足の指をしっかり使わずに歩いているとアーチがつぶれてきてしまいます。
アーチがつぶれた状態を偏平足と言いますが、
偏平足になると、先程書いたアーチの役割が機能しなくなるので
衝撃吸収が出来なくなって身体の負担になり疲れやすくなったり
バランス能力の低下、足の変形なども進んでしまいます。
足の変形と言えばやっぱり外反母趾ですが
外反母趾の予防のために一番大事なアーチはどれだと思いますか??
外反母趾予防のために大切なアーチは 横アーチ
もちろん3つのアーチすべてが大切ですが、
外反母趾の始まりは横アーチの低下から始まると言われています。
なぜ横アーチがつぶれる事で外反母趾になってしまうのか??
また次回以降に掘り下げてみましょう!
《今日の学び》
足には3つの大切なアーチがあります。
アーチを保つことで安定した歩行ができますが、
アーチがつぶれると様々な弊害が出てきます。
もちろん足袋シューズ ラフィートは
足指をしっかり使って歩く事ができるのでアーチの形成にも効果的ですし
偏平足でお困りの方もラフィートを履く事でバランスが保てるようになります!