【横アーチ】の崩れは外反母趾の第一段階!?
偏平足、開帳足と自覚のある方
外反母趾になりかけている方
幅広の足の方
ぜひ今日の記事をご覧ください!
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なぜ横アーチが崩れると外反母趾になるのか
これまでに横アーチの崩れと外反母趾は大きく関係しているとお伝えしました。
横アーチが崩れるとは
横アーチを支えている深横中足靭帯が緩む
↓
中足骨間が開いてくる
↓
開帳足になる
といった流れでした。
下のイラストでいうところの①の状態です。
開帳足になるといわゆる「幅広の足」という見た目になります。
中足骨が外に向かって扇状にひらいているイメージです。
このまま裸足でずっと歩いていればその後も変形はないかもしれません…
ところが、みなさん普段靴を履きますよね?
ほとんどの靴が足先が細くなっていますよね?
わかりやすいようにハイヒールの画像を載せましたが一般的なスニーカーや紳士靴もほとんどが足先にかけて狭くなっています。
そうなると、イラストの②の状態になります。
そして、そのままその状態で固定されていきます。
※この時筋肉の働きも大きく影響しますがそれはまた別の機会に!
そうです、これが外反母趾です。
ここまでの話を踏まえて、実際に外反母趾の方の写真を見てみましょう。
写真では骨までは見えませんが、
どのような状態になっているか想像できますよね?
このように、横アーチの崩れによる開帳足が外反母趾になる第一段階であると言えます。
《今日の学び》
開帳足になると外反母趾になる可能性が非常に高いです。
外反母趾=親指の付け根だけが出っ張ってくるという事ではありません。
骨がどのような状態になっているか理解しましょう!
ちなみに…
足袋シューズラフィートは足先が窮屈にならないように、ゆったりと設計されています。
足指をしっかり使う事で、筋力もアップしますので外反母趾の進行を抑制できます。
次回は、
横アーチが崩れないようにするにはどうしたらいいか?
考えてみましょう!